長〜い魚はすべて鰻(うなぎ)と仲間になるの?

穴子やナマズなど長い魚は鰻(うなぎ)の仲間になるの?って素朴な疑問を感じたので、調べてみました(笑)毎日、鰻(うなぎ)に触れる仕事をしていると・・・ふと湧いてくる疑問もこんな鰻(うなぎ)に関することばかりなんですw。早速、調べてみたのでブログにしてみました。
鰻(うなぎ)の仲間はどれ?
- うなぎ
- ウツボ
- ヌタウナギ
- 真穴子(アナゴ)
- 電気うなぎ
- 田うなぎ
- ドジョウ
- やつめウナギ
- ナマズ
これらの魚はすべて同じ仲間になるの?と疑問に思いますよね?
例えば・・・
電気うなぎは、「ウナギ」って名前にある位だから同じ仲間でしょ?って僕は思ってました。が!?
同じ仲間になる魚は
- 真穴子(アナゴ)
- ウツボ
- ウナギ
これら以外は別のグループに属しているのだそうです。
鰻(うなぎ)のグループって何?
一般に鰻(うなぎ)の仲間というとウナギ目(うなぎもく)というグループの魚をいうそうです。
ウナギ目(うなぎもく)とは鰻(うなぎ)の他に
- 真穴子(アナゴ)
- ウツボ
- ハモ
- ウミヘビ
を含む791種の魚が含まれる大きなグループです。
魚の中で円筒形の細長い体つきをしたものには
- 電気ウナギ
- 田うなぎ
- とげウナギ
- 網目うなぎ
- やつめうなぎ
- ぬたうなぎ
など、「うなぎ」という名前が付いていますが、これは実はウナギとはまったく別のグループ(目)に属する魚なのです。
円口類の特徴
- やつめうなぎ
- ぬたうなぎ
は円口類に分類され、魚のなかでも特殊で最も原子的なグループです。
顎(あご)に骨があり、しっかりとした口の形になっていますが、円口類には顎に骨がなく、円形の吸盤状になっています。この吸盤で他の生物にくっつき吸血して成長します。同じ「うなぎ」と言う名前でも、その生態は大きく違うんですね!
ちなみに「やつめうなぎ」は8個も眼がある「うなぎ」と言う意味で、実際頭部の片側に七つの穴が一直線に並んでいるように見えますが、一番先頭が本当の眼、あとの七つはすべてエラ穴となっています。
ドジョウは鯉と同じグループ!?
「ナマズ」や「ドジョウ」もうなぎ同様にヌルヌル、くねくねしたイメージがあるので、うなぎの仲間とよく勘違いされますが、それぞれナマズ目(ナマズのグループ)、コイ目(鯉のグループ)に属する別のグループの魚です。見た目もドジョウは鯉より「うなぎ」に似てるじゃないかと思いますが、違うグループです!
国産新仔うなぎ入荷中!!鰻(うなぎ)シーズン到来です!
名古屋の昨日の最高気温は31℃
6月も初旬だというのに、猛暑です。暑くなると食べたく、恋しくなるのがやはり「鰻(うなぎ)」
炭焼うな富士は国産「新仔うなぎ」入荷中です!
炭焼うな富士では一年中、特大3Pサイズの新仔うなぎをお客様に食べていただけるよう、各地の養鰻業者さんとの繋がりを築き、可能にしています。
鰻(うなぎ)はビタミンAたっぷり!
- ビタミンA 1500μg/可食部100g当たり
鰻(うなぎ)の含有成分の中で群を抜いているのがビタミンA。ビタミンAは通常、肉・肝臓に多く含まれますが、豚肉や牛肉の300〜500倍!
成人男性の1日分のビタミンA所要量は600mg。うな丼一杯で2日分以上補ってしまうのです!
夜盲症になったり皮膚や粘膜がカサカサに。
また骨や歯の成長にも関係が深く、免疫機能を維持する働きもあるので子どもや抵抗力の弱い年輩者にも欠かせない栄養成分。最近ではガン予防や治療効果があることもわかってきた。注意点はビタミンAは脂溶性で水に溶けないので取りすぎには注意が必要。
鰻(うなぎ)はビタミンEも豊富!
- ビタミンE 4.9mg/可食部100g当たり
鰻(うなぎ)の含有成分の中でビタミンAに次いで注目なのはビタミンE。ビタミンEの含有量は豚肉や牛肉の約10倍!
老化防止や冷え症、シミ、しもやけ等に効果があるほか、アルコールにより肝臓に脂肪が蓄積(いわゆる脂肪肝)されるのを抑える働きも期待できる。
だから、鰻(うなぎ)をおつまみにしてお酒を飲むのは生理学的にみても理にかなってる行為なんですね。
鰻(うなぎ)の栄養価って知れば知るほどすごい!
ビタミンAやビタミンE意外にも
- カルシウム(イライラ防止)
- ビタミンK(骨粗しょう症に効果的)
鰻(うなぎ)はヘルシー!?
鰻(うなぎ)は高カロリーだから太りそう(泣)と心配になるけど、実際は牛肉・豚肉とそんなに変わらないのです。
気になる脂質は約21g/100g中と多めだけど、魚類に含まれる脂肪の成分は不飽和脂肪酸だからコレステロールを抑制する効果が!さらに鰻の脂肪中には知能力や記憶力を向上させるDHAがたっぷり。受験生だけじゃなく、英語や中国語など新たな言語習得に励みたいという全ての勉強中の方におすすめです。(特に僕には必要です)