コラム

【不定期入荷】うな富士のブランドうなぎ

炭焼 うな富士は職人による手焼き、1000度近くまで上がる高温の炭火でうなぎを焼き上げています。職人の目くばせと技術、強い火力だからこそ、大きなサイズのうなぎを骨まで焼くことができるのです。

当然のこととして、うなぎにもこだわりがあり、日頃より厳選した「青うなぎ」を使用しております。

「青うなぎ」は、国内での養殖うなぎの中で全体の20~30%程度しか生育できないと言われており、ふっくらとした身体は青みを帯びています。うな富士のこだわりとして、通常のうなぎ店のうなぎよりも一つ大きい規格で、食べ応えのある「3Pサイズ(1匹 約330g)」を仕入れています。(特大の青うなぎ)

 

うな富士のブランドうなぎ

ブランドうなぎは、各店と通販サイトにてご提供しています
※不定期販売、すべて入荷状況次第


  1. マル特うなぎ(2Pサイズ、1尾 9,000円程度)※すべて2025.9月現在めやす
  2. 葵うなぎ(2Pサイズ、1尾 約12,000円~13,000円程度)
  3. 天の青うなぎ(2Pサイズ、1尾 約14,000~15,000円程度)
  4. 天然うなぎ(時価)

1.マル特うなぎ(炭焼うな富士 本店限定

「マル特うなぎ」とは、「青うなぎ」の中でも特別に成長の良い2P(なんと1尾約500g!)以上のサイズで、肉厚で脂乗りが良いうなぎの事です。

一般的に電気、ガスの温度では火力が低く焼きあげることが難しい大きさのため、この大きなサイズのうなぎを美味しく焼くには、職人による手焼き、強力な炭火の火力(遠赤外線)の力が必要不可欠。

うなぎは、脂ののりなど、個体差のある生き物。うな富士の職人のうなぎ愛に基づく魂のこもった高度な焼きの技術力によって十分に炙り上げることが出来るのです。炭焼 うな富士 本店の創業以来、提供し続けているブランドうなぎ。根強い「マル特うなぎ」のファンの方に、入荷を心待ちにしていただいています。

うな富士本店の入り口にて
マル特うなぎの白焼き(創業者水野のおすすめは蒲焼)

2.葵うなぎ(あおいうなぎ)

 養殖うなぎの殆どがオスですが、飼育するにあたり、天然素材の大豆イソフラボン由来のえさを与えることで、メス化に成功。養殖での生育実績が上がり、品質的にうなぎが柔らかく成長し、脂のりもよくなりました。

「葵うなぎ」誕生の背景には、愛知県の水産試験場や、一色うなぎ組合(愛知県西尾市)で何年も試験をし、ブランドうなぎとして販売されています。当店の通販サイトでは3Pサイズ(1尾 約330g)を、お店では2P(1尾 約500g)サイズ以上を販売するようになりました。

3.天の青うなぎ

 鹿児島県大隅地区にて、天然の生育環境に近づけて、丁寧に育て上げたブランドうなぎです。

サイズも、2P~1.7P(約500g~約600g)と「マル特うなぎ」よりも一回り大きく肉厚で、脂乗りが良く、旨味部分のアミノ酸値が高いので地焼きでの相性が良く、格別の美味しさで焼きあがります。色調も、天然うなぎ同様の青みがあるので天然の青うなぎに近い事から「天の青うなぎ」として、入荷次第ご提供しています。

なお、通販サイトでは、入荷次第3Pサイズを販売しております。

4.天然うなぎ

入荷自体も非常に稀な天然うなぎ。基本的に天然うなぎの食味期間は、初夏~晩秋(初冬)となります。

天然うなぎの品質は時期、場所、サイズ、肉質、色目等が全て異なっており、その中でも、美味しい天然うなぎを全国各地から吟味して仕入れています。2P~1.5P(約500g~約700g)以上のサイズにもなる、柔らかい青うなぎですが、美味しい天然うなぎは脂乗りが良くても大変あっさりした味が特徴。古来より日本人が愛してやまない食材の筆頭です。

※天然うなぎは非常に珍しく、事前にお電話いただいていてもご提供できない期間が長くございます。予めご了承ください。

最後に

うな富士・おか冨士のこだわりのブランドうなぎ、興味のあるうなぎはございましたでしょうか。

ブランドうなぎも、従来のうなぎ店のサイズは4Pサイズ(1kgあたり約250g)が通常で、その2倍である2Pサイズに育ちきるまでは時間を要します。さらに、大きなサイズを焼き切るには、炭火による火力と職人の技術があるうな富士だからできることの一つです。

貴重なブランドうなぎ、お試しいただく価値があること間違いなし。通販サイトや、店頭で「入荷中」の札をお見掛けの際は、ぜひお試しください。